【留学体験記②】〜留学する?しない?〜

わたしは大学生のころ、イギリスに5週間の私費留学に行きました。その時の体験をもとに、留学にまつわる、あれこれについて紹介します。

 

わたしは英語も好きで海外も好きなので、少しでも多くの人に留学のリアルなところや留学の良さについて知ってほしいと思っています。なのでこの記事は、

 

留学に全く興味のない人

すこーしだけ留学に興味がある人

 

にも読んでもらえるように書いています。

 

わたしが留学をするかどうか悩んだときに考えたのは

 

1.お金💰

2.卒業時期について

3.漠然とした不安

 

 

の大きく3つでした。

 

 

1.お金

金銭面に関しては、それぞれの予算に応じた留学の仕方を選べば、心配はいらないというのがわたし的な結論です。

 

「どれくらいお金かかるんだろう...」

というのは、誰もが抱く不安だと思います。

 

留学にかかるお金は

・行く国や行く時期

・どのくらいの期間か

・交換留学を利用するかどうか

などによって大きく変わってきます。

 

例えば大学に在学している人であれば、その大学が提携している海外の大学への交換留学を利用することもできます。その場合、純粋な学費のみで考えると、費用としては日本の大学に在学しているのと同じです。

 

また、日本と比べて物価の高い国へ行けば生活費がかさみますし、逆に低い国へ行けば生活にかかるお金は、日本で学生をするより安くすむかもしれません。

 

そのため、どれくらいお金がかかるかという質問には答えられないのが正直なところです。

 

裏を返せば、予算を最優先に留学の中身を考えていけばよいので、お金の心配は置いておいて、とりあえず留学について調べてみると良いと思います。

 

 

2.卒業時期について

わたしの場合は、大学在学中に長期で留学をすると1年卒業がのびる制度になっていました。最近では在学中に1年留学をしても、4年で卒業できる大学もあります。

 

英語を専門に学ぶところに所属していたこともあり、1年留学へ行き5年かけて大学を卒業する人の方が多かったです。

 

わたしは、金銭的に早く自立したい気持ちが強く、1年間学生でいる期間が長くなるというのが嫌だったので、短期留学を選択しました。

 

しかし、今になって振り返ってみると、その1年でかけがえのない貴重な経験ができたと考えると、長期留学に行ってもよかったな、と思います。

一旦社会に出て仕事を始めてしまうと、自分のやりたいことを思い切りできる時間は減ってしまいます。留学に行こうと思ったら、仕事を辞めるくらいの覚悟が必要です。なので長期留学が選択できる環境にいる人は、考慮してみてもよいのかもしれません。

ちなみに、就活が心配な人もいると思いますが、国によっては滞在先で就職活動のセミナーが開かれている国もあります!

 

3.漠然とした不安

長期留学に踏み切れなかった1番の理由はこれかもしれません。

 

「自分は挫けずにやっていけるのだろうか」

 

という思いを断ち切れませんでした。

 

実際に留学先での友人関係に悩んだり

日本が恋しくなったり

自分の英語力に自信がなかったり

 

留学前は、いろんな不安に悩まされましたし、そういう友人たちの様子も見てきました。

 

しかしこれは行ってしまえば基本的にはなんとかなります!

というか何とかするしかない。(笑) 

 

留学後にも海外旅行や教員として海外研修の引率に行く機会がありましたが、出発前の不安な気持ちは未だに毎回感じます。ある程度英語は話せますが、それでもやはり知らない土地へ行くのは不安です。ですが出発してしまえば、その瞬間を過ごすのに一生懸命で、気づいたらそれを楽しんでいる自分がいます。

 

友だちと約束をすると、行く直前になって面倒になるけど、行ったらすごく楽しい、みたいな感覚に近い気がします。(笑)

 

わたしが留学に踏み切ったのも、ある瞬間に突然

 

「今しかないチャンスなんだ!!」

 

と強く思ったからでした。

 

やらない後悔よりやった後悔、です。

 

今になって考えると「お金ないし...」というのは、挑戦しなくていい理由を探していただけな気もします。

 

 

いろいろ悩んだ結果、わたしは大学2回生を終えた春休みをフルに使って5週間の短期留学を選びました。短期間ではありましたが、周囲が思っている以上にとても有意義な留学で、発音も大きく変わりました。また詳細は別の記事で書きたいと思います。

 

同じタイミングで友人も同じ国へ留学したことも、留学へ踏み出せた大きな理由でした。行きの飛行機を一緒にして、留学中も2、3回ほど会ったのを覚えています。英語しか話せない環境の中で、その友人の存在にとても支えられました。

 

みなさんもぜひ留学について調べてみると視野が広がると思います!